2012年の11月17日に浪江町大堀の半勝陶器店に仕掛けた捕獲器に入ってくれたなみちゃん。
残念なことに白血病のキャリアでした。
とても人なつこく、白血病でなければすぐ里親さんがみつかるタイプだと思うのですが
3~4回参加した譲渡会では残念なことにお声は掛からず、
一生ケージ暮らしかしら?・・・と諦めていました。

そんな時、先住猫さんが白血病なのでお相手として同じ白血病の猫を探しているインドネシア人のご夫婦がいると聞き早速お訪ねしました。
そのご夫婦は日本語はペラペラで漢字まで読める方でした。
ホッとしてなみちゃんをお預けする事にしました。
先住のオスのプーちゃんとも仲良しになり、
晴れて家猫になり自由を謳歌していました。

ところが、先日里親様から連絡があり、
仕事の関係でインドネシアに帰国する事になったというのです。
そしてなみちゃんとプーちゃんを連れて行きたいと。
私はてっきり引き取ってくれと言われると思ったのでビックリ!
白血病のキャリアの子2頭を連れて帰国したいというのです。

いろいろ迷いはありましたが、ジャカルタでご夫婦2人で暮らすので今と変わらない生活ですし、
狂犬病の接種や検疫などの準備をしっかりやって下さっているので、お願いする事にしました。
検疫は追加の料金はかかりますが4日の留め置きで済むそうです。
8時間のフライトですが、前後を考えると14時間はかかると思われます。
頑張れなみちゃん!プーちゃん!
少し我慢しても一生ケージよりいいよね!?

ほとんどのボランティアはたくさんの保護猫を抱えています。
感染を防ぐために、白血病の子は隔離しなければなりません。

地域猫活動をしている猫ボラは基本的に地域に密着しています。
避妊去勢手術のための捕獲には何度も現場に足を運ぶことになりますし、
手術後のリリースも当然同じ場所です。
餌やりさんとの話し合いもあります。
それでも毎年生まれる仔猫の里親探してみんないっぱいいっぱいです。
そんな状況の中、原発事故で過酷な環境下に置かれ、
捨て置けない猫たちがたくさんいます。
どのボランティアも、自宅も、シェルターも限界がきています。
隔離しなければならない状態の子は、可哀相ですが
ケージ暮らしをさせることも多々あるのが現状です。

今回、なみちゃんとプーちゃんには負担が大きいことは重々承知していますが、
その試練を乗り越えれば優しいパパとママから愛情をたくさん受けて
幸せな猫生を過ごせるのではないかと思いました。

本当に、言葉を話せたら猫の気持ちが聞きたいです。
猫は自分で飼い主を選べません。
だから私には責任があるのです。その子の一生を左右してしまうので。

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福島県で保護した犬猫たち

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